群馬県難病団体連絡協議会
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群馬IBD友の会(潰瘍性大腸炎・クローン病友の会)

 IBD(InflammatoryBowelDisease:IBD 炎症性腸疾患)とは、大腸及び小腸の粘膜に慢性の炎症や潰瘍を生じる原因不明の疾患で、潰瘍性大腸炎とクローン病があります。下痢、腹痛、発熱などの臨床症状、全身的な炎症所見、薬物療法(5-アミノサリチル酸製剤、副腎皮質ステロイド、免疫抑制剤等)、食事療法等共通している類似点があり厚労省の特定疾患研究班も同じです。
 潰瘍性大腸炎は大腸粘膜にびらんや潰瘍ができ、下血を伴うまたは伴わない下痢と腹痛が起こり、病変は直腸から連続的に上行性(口側)に広がります。発症年齢は男性20~24才、女性25~29才が多く、若年者から高齢者まで発症します。全国の患者数は143,733人(平成24年度医療受給者証保持者数)で毎年おおよそ5,000人増加しています。
 クローン病は1932年ニューヨークの内科医クローン先生によって初めて報告され、病名に先生の名前がつけられました。病変は口腔から肛門までの消化管のどの部分にもでき、非連続性の炎症や深い潰瘍のため、腹痛、下痢、血便、体重減少等が生じ、炎症のため消化管に穴があき腸と腸がつながったり他の臓器と癒着を起こしたり、腸と他の臓器や腹膜と交通したり、閉塞を起こす事もあります。発症年齢は男性20~24才、女性15~19才に多く、10代~20代の若年者に好発します。男女比は2:1で男性が多いです。全国の患者数は36,418人(平成24年度医療受給者証保持者数)で毎年1,500人前後増加しています。
 群馬県内の平成26年度医療受給者証保持者数は、潰瘍性大腸炎2,437人、クローン病601人です。

群馬IBD友の会は、高崎保健福祉事務所(旧:西武保健所)の患者交流会に参加した熱心な患者本人と家族により、潰瘍性大腸炎とクローン病で苦しむ患者さんの明るい療養生活のために、助け合い励まし合ってお互いのQOLを向上させる事を目的として、平成10年7月に結成されました。

会の活動は、医療講演会、個別相談会、情報の発送、親睦会(レクリエーション等)、全国IBDネットワーク発行の機関誌発送、CCFJ(NPO法人日本炎症性腸疾患協会)発行のIBDニュースの発送、電話相談等   

団体概要

会員数 
会長
事務局 
お問い合せ群難連事務局へご連絡ください。群難連事務局 電話番号:027-255-0035

入会について

入会方法

ご連絡後、ご案内いたします。

入会金

なし

会費

年会費3,600円